港の始まり2

むかし、珈琲の修行という言い訳で、祖母がかつて経営していた純喫茶に入り浸っていた時代がありました。半世紀以上前から続くその場所は、美味い珈琲を求めたお客様で常に賑わいがあり、そんな珈琲を自分の手でたてたいと、訓練をしたのです。

大きなスチールのやぐらに布でできたネルドリッパーをセットし、特大のホーローポットをサーバーに。10杯分の計量で挽いた豆に、ホーローのポットで適温に沸かした湯を細く落としていく。

その日の湿度や気温、そして気分までが影響するようで、面白く、何十回何百回と、同じことを繰り返し、いつでも夢中になって珈琲をたてる日々が続きます。 気付くと2年の歳月と共に、私自身の状況の変化で足が遠のき、そのまま、大変な年月が経過していました。

若い私が、圧倒的に人間修行した、あの祖母の純喫茶はもう無いのですが、、。

「喫茶と喫酒 港」ができるまでを、少しずつ、掻い摘んでこちらのブログで綴っております。 

お盆明けの営業は明日18日金曜日の、港ナイト(22:00まで開けてます)少し遅くまで営業しておりますので、まったりと過ごしていただけます。

入りやすく、おしゃれでもなく、珈琲と酒好きな、おばさん店主が切り盛りしている店でございます。女性のお一人呑みも、夜カフェも、安心してご利用くださいませ^_^

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